藤枝市 リフォーム 育暮家 家は新築から始まり、メンテナンスやリフォームを繰り返し、維持されていきます。生活スタイルも家のつくり多様化したい時代にこそ、「ライフサイクルリノベーション」の考え方が大事になります。家は住み継がれていくことで長寿命となり、その役目を果たします。
2017. 6. 22

しろあり豆知識 vol.2 しろありとの向き合い方

前回は蟻道をメインに紹介しました。

今回はしろありとの向き合い方を考えてみたいと思います。

家の点検にうかがったとき、特に注意して見るようにしているのが、

しろありと雨漏りです。

どちらも木の家の寿命を左右する被害を出すからです。

そのしろありの被害の探し方ですが、とにかく前回書いた蟻道を探します。

家をぐるっとまわって基礎のコンクリートに砂が ついていないか探します。

デッキの下、物が立てかけてある下は要注意です。

特に細い隙間を好み、それこそ毛細管現象のように隙間にしみこむように

侵食していくので物と物がくっついている所もあやしいです。

しろありの「毛細管現象」というのは育暮家ハイホームスの造語です。

外の木部では見た目はわからなくても、

自分のガード(蟻道の役割)になるように表面だけを残して、中を食べていきます。

毎日巣に帰る習性があるので、しろありが食事中の木材には必ず

蟻道がどこかからつながっています。

日々その蟻道を通って食事に来ては帰るそうですよ。

そんなわけで行き来の道である蟻道がつながっていなければ、

しろありの被害は残っていてももうそこにしろありはいないということです。

今回点検したお住まいは、緑のしげるお庭が印象的でした。

育暮家が10年前に建てたお住まいです。

当時植えた木々が10年で大きく育っていました。

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実は勝手口の方の下屋根の柱に以前しろありが入ったようです。

ご主人が殺虫剤で対処してくれたようですが、柱をドライバーで突いてみると、

ずぶっと2センチほど入ってしまいました。

柱の表面を残し、内部に食害があります。

これもしろありが光、風、水がきらいというところからきているのでしょうか。

今は蟻道もなくしろありも見られませんでした。

芯まで被害にあってはいなかったので強度的には問題ありませんが、

見た目をよくしながら、防蟻処理もしておきます。


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柱は土間からは浮いていたのですが、一時木材を立てかけてあったそうです。

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そこから入ってしまったようです。

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リフォームの現場でもよくしろありの被害が見られます。

同じように文化財にもしろありの被害はつきものの様です。

先日の静岡新聞の記事をご紹介します。

県教育委員会文化財保護課と県内のシロアリ駆除業者でつくる県しろあり対策協会の

活動が紹介されていました。

文化財のしろあり被害や不朽の検査を2008年から行っているそうで、

毎年6月に検査を行い、これまでで計83施設で実施したとのこと。

そのすべての文化財にしろありの被害が確認されたそうです。

すべてに被害があったというのには、驚きました。

今後は予防策も積極的に提案していくようです。

私たちも点検の時には一緒に家の周りをまわり、

荷物や段ボール・合板の片づけや、

お花は建物から30センチくらいは離して育てて下さい、とかお願いをしています。

住まい手さんに元気さを増しているしろありの存在を忘れずに

自分たちでのかんたん点検の重要性をお伝えしています。

しろありはどこにでもいます。

シロアリの修正を理解しながら上手に

付き合っていくことが求められています。

床下の環境の大切さをお伝えしているページです。
こちらも参考にしてください。

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