藤枝市 リフォーム 育暮家 家は新築から始まり、メンテナンスやリフォームを繰り返し、維持されていきます。生活スタイルも家のつくり多様化したい時代にこそ、「ライフサイクルリノベーション」の考え方が大事になります。家は住み継がれていくことで長寿命となり、その役目を果たします。
2016. 2. 13

内窓(2重サッシ)のユニバーサルデザインを問う

暖かな住まいを追求する育暮家ハイホームスは住まいの断熱化を進めています。

断熱強化は新築でもリフォームでも基本的考え方は同じです。

しかし、断熱計画や施工、断熱化商品選びなどに於いては新築、リフォームは少し発想を変えて取り組まなくてはなりません。

ひとつには現場施工に於いての配慮です。

新築では標準化することで施工品質を高めながら断熱精度を上げていくことが可能ですが、リフォームでは既存建物の状況や住まい方、住まい手さんのライフステージなどによって断熱計画や施工に配慮が必要です。

最近、内窓と言って窓の断熱強化の為に既存のサッシの内側にもうひとつ断熱性能が高いサッシをつけることが多くなりました。

住まいの熱が一番逃げていく場所が窓なので断熱強化の優先順位も高くなるので私たちも『内窓』をお勧めしています。

P9292743.jpg

そんな中、施工経験を積むにつれ課題も見えてきました。その一つが重量と操作性です。

これまで断熱性能については曖昧な表現が多かったと思います。最近では断熱性能を数値で表すことが一般的になりました。

でも、一方数値が先行しすぎる、数値を競うようになると置き去りにされることも出やすくなります。

例えば、操作性です。窓の断熱性能をあげることはガラスの性能を上げると言ってもいいのですが、現在の技術ではガラスの層を増やすことになります。当然、重量が増していきます。

断熱強化と健康の関係が明らかにされだした近年、高齢者の住まいのリフォームに置いては特に暖かな家が求められます。内窓の提案にも力が入ります。

でも、内窓を施工するにつけそこにサッシメーカー各社ともに配慮不足を感じます。

『私の力では開けるのに大変です』・・・・確かに

IMG_2555.JPG

IMG_256.JPG


『毎日が大変だから、考えてしまう』・・・・

暖かなくらしを求める方に負担と悩みを押しつけておいて断熱性能の数値の優位性を語る矛盾を抱えてしまいます。

内窓は重さや納まり、清掃ほか課題がある中、ケースバイケースの設計と現場対応スキルが求められています。

改善の源は現場にあります。

お客さまの声をしっかり捉え、メーカーさんには改善要求を、現場では確かな商品選びと情報提供、説明そして状況の把握を進めていきます。

内窓のユニバーサルデザインを完成させていきたいと思います。

課題にめげず暖かな住まいづくりでは地域1番をめざして。