藤枝市 リフォーム 育暮家 家は新築から始まり、メンテナンスやリフォームを繰り返し、維持されていきます。生活スタイルも家のつくり多様化したい時代にこそ、「ライフサイクルリノベーション」の考え方が大事になります。家は住み継がれていくことで長寿命となり、その役目を果たします。
2019. 4. 1

静岡で古民家リノベーション Vol.2

 前回は工事がスタートした様子をお伝えした静岡のお住まい。

今回は工事の様子を紹介していきます。

お父さんの生まれ育った思い出のある家をつなげていくのが私たちの役目なのかもしれないと
何度となく手を入れてきた築90年の住まいが平成最後の年に大きなリフォームです。、

耐震性も耐久性も心地よさもバランスを考えて、そしてみんなを見守ってきてくれた躯体を
利用したリフォームです。

 まずは構造について、もともとの伝統工法の家でしたが度重なるリフォームで曖昧な構造に
なっていました。今回の工事最初に決めなければならなかったのがこの曖昧さをどう解決していくか
でした。結論は固めきることで耐震性能を上げていくことがベターとなりました。

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補強前の小屋組みと、基礎の様子です。

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 基本は伝統工法のつくりなので石の上に柱がのっています。まずは基礎石の補強です。
今までの柱石の周りを囲むように新たにコンクリートを打ちます。柱石の幅を広げることと、
柱石のずれ防止対策です。足元はかなり補強が必要な状態で足固めも無く荒壁の下部も
うまく固定されていませんでした。ここからはかつての職人さんからこの家をバトンタッチされたような
気持ちで仕事をしていきます。

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基礎を直した後は足固め、床組へ。
壁に構造用合板を貼り耐震性を高めていきます。


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 外回りを囲むと間仕切りや断熱工事を進めていきます。
断熱材を床・壁・天井がつながって部屋を包むように入れてから、気密シートをはっていきます。
こうなってくると工事中でも暖かさを感じるようになります。
動線の中に温度差が無くなると活動的に過ごせるようになりますよ。

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 屋根外壁がまとまると内部の造作を作っていく仕事になります。
次はお父さんの思い出のある8畳の和室と、新しくライフスタイルに合わせて
リノベーションされた空間が出来上がっていく様子をお伝えしていきます。

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 方位が振れた住まいですがパッシブデザインをいかしていきます。

藤枝市青南町2丁目8-7 育暮家はいほーむす