2018. 7. 31
家をつないでいく、建て替えリフォーム
紫陽花の時期に地鎮祭を行ったお住まいは
基礎工事を終え、無事に建前をすませました。


この暑さで作業中の熱中症が心配でしたが、
手際よく進んでいき、事故もなく終わることが出きました。
建て替えではリフォームと同じように再利用できるものを活かしていくことを考えます。
取り替えたばかりのトイレ、給湯器、洗面、照明器具など・・
もったいないものは活かしましょう。
費用の助けにもなりますし、新たなものを消費するより環境にやさしくできます。
育暮家では、そんなともすると面倒にとられてしまいそうなことでも
気持ちよく引き受けてくれる職人さんたちがいます。
ただ、買い替えた方が省エネ性が大きく上がるものなどはこの機会に変えていただくことを
お勧めしています。
建て替えは究極のリフォームだと育暮家は思っています。
それは〝つないでいく〟ものがあるからです。
年月をかけて育ててきた庭木や、当時の職人さんが腕を振るった建具、
色づいた玄関の框や、縁側の床板など。
思いのあるものはできる限りまた活かしたいと思います。
住み始めた時に、家に対して「またよろしく」そんな風に思えるようにしていきたい。
それが育暮家のつなぐリフォームです。
年々夏が厳しくなり、地球の変化を誰もが感じていますね。
住宅で個々に消費しているエネルギー、中々減っていかない現状があります。
環境への責任は皆で少しづつ果たしていく必要があると思います。
静岡は日射に恵まれた地域です。太陽熱利用に適した地域・・
事務所では太陽熱給湯機を設置しています。
駐車場にある太陽熱給湯機では



かなり熱いです**


お湯の温度は65.9℃ 13:00頃の状態です。
太陽の熱だけで十分お湯が沸いていますね!

空気層で温度が直接手に伝わらないようになっているグラスです。
サッシのペアガラスと同じ考え方ですね。
家庭で使うエネルギーの約三分の一が給湯に使われています。
この給湯器を使うと夏場は給湯のためにガスや電気を使うことがほとんどなくなります。
とても省エネ効果の高い設備です。

建て替え現場の担当者は動物好きです。
動物の住処がなくならないように、環境に優しい家づくりをしています。