藤枝市 リフォーム 育暮家 家は新築から始まり、メンテナンスやリフォームを繰り返し、維持されていきます。生活スタイルも家のつくり多様化したい時代にこそ、「ライフサイクルリノベーション」の考え方が大事になります。家は住み継がれていくことで長寿命となり、その役目を果たします。
2017. 6. 23

プレハブ住宅のリフォーム vol.6

プレハブ住宅のリフォーム vol.6
〈リフォームにも地元の力を  静岡:藤枝〉

解体から始まり、設備を据えるための工事があり、

断熱施工等下地の工事が着々と進んできて、

いよいよ完成が近づいてきました。

現場には大井川の木の床材が入ってきました。

右側にあるのが大井川桧の床材です。

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床材を貼る前に床組をしています。

ハシゴのように並んでいるのが根太という材料です。

この上に捨て貼りと言って合板を貼ります。

捨て貼りは強度を足すのはもちろんのこと、

無垢の床板の施工を続けていて、冷暖房など空調の影響を受け、

床板が反ってしまうことが分かってから、

反り防止のために適度にボンドを着けるためにも施工しています。

そしてこの根太と直行させるように床板を施工していきます。

以前は畳だった部屋ですが、無垢の床板にしたポイントは、

掃除がしやすいことなどの衛生面と、家具を置いたりするライフスタイルに

適しているからです。

育暮家ではまず大井川さんの木材を使った床をお勧めします。

大井川の木材を使うことには輸送のためのCO2削減や、地元の林業へ貢献することなど、

ここに住んでいる人だからこそ意味のあることだと思います。

県産材を使うことにたいして、使う量の制限はありますが、補助金の対象にもなります。

大井川の床材は現在桧と杉が用意してあります。

桧は油分があり、つやがあります。杉よりも目が詰まっていて傷つきにくいですが、

少し冷たく感じます。

杉は油分が少なくさらっとしています。桧より木材に空気が含まれていて、傷つきやすいですが、あたたかく感じます。

どちらも性質を踏まえて選択していきます。

ちなみにここはエレクトーンを置くそうで床の強度を上げるために、

根太を通常より細かく入れています。

その下の束や大引きの状態もチェックします。

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畳敷きから無垢の床板の部屋へ陽が反射して明るくなったように感じます。

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畳と床板は厚みが違います。

そこで敷居の高さと会うように床板、捨て貼りの合板の厚みから逆算して、

根太で高さを調整します。

そうすることでバリアフリーの空間をつくることができます。

逆に、床板から畳にするのは少し難しいです。

床板の方が畳より薄いので、薄い畳を検討するか、床組から直すか、

畳空間との段差をきちんとつけるかなど、少し検討項目が増えますね。

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(出典 増改築相談員テキストより)

こちらのリフォームの現場でも大井川の材を使ってもらえることに感謝です。

無垢の材はフローリングよりもはる手間がかかります

工期も大切なポイントになるリフォームの現場ですが、

地元材を使って地元の職人さんに仕事をしてもらう。

「地産地建」で家を作っていきたい。

そのことに理解いただいて家づくりができることがとても嬉しいです。

地元材で仕上がった様子を見ると、住まい手さん・職人さん・スタッフ・製材さん・・

いろんな人の顔が浮かんできてしまいます。

この次は完成した様子をお届けします。

過去の記事へはこちらから

*プレハブ住宅リフォーム vol.1 「ライフサイクルリノベーションに合わせたリフォームを」
*プレハブ住宅リフォーム vol.2 「断熱を強化する」
*プレハブ住宅リフォーム vol.3 「浴室を新しく」
*プレハブ住宅リフォーム vol.4 「モジュールとは」
*プレハブ住宅リフォーム vol.5 「スタッフの経験値」

*プレハブ住宅リフォーム vol.6 「リフォームにも地元の力を」
*プレハブ住宅リフォーム vol.7 「リフォーム完成

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